2004年06月10日

#2851 火夫



自分が生業にしているフューネラルビジネス(葬祭関連事業)の職種の中で、もっとも遺体に近いところで仕事をしているのが火葬場に勤める「火夫」(かふ、罐炊き、ボイラーマンの仕事)である。
都内には公営と民間、両方の火葬場があるが、その民間の火葬場を経営する大手の会社に勤める知り合いから、火夫さんの給料を聞いて驚いたことがある。
なんと基本給10万円台
「えぇぇぇぇ、んなアホな」と思ったら、火夫さんは心付けが必ずもらえるので基本給を安く設定しているんだって。なにぃ!?それって申告しないで済むお金ってことですか!1日5体焼くとして、心付けが仮に5000円としてX5=25000円。月に20日働くと25000X20=500000円。おいおい、佐川急便のドライバー並みにもらえるぞ!!それで給料が安いから税金もほとんど払わなくていいし。その知り合いの話によると不況になるとこの仕事に就きたい人がコネを頼って働きたいとやってくるのだそうだ。
しかしそうまでして金を稼ぎたいとも思わないけどね。本当、因果な商売ですわ。
(2004/06/10/11:04)

2004年05月14日

#2811 幼いころの記憶(0歳〜5歳)

(思いつくままに書いてみる)都電が走っていた。トロリーバスが走っていた。そのせいで空が電線だらけで見えにくかった。たぶん青山通り。家の車が「品川5」というナンバーだった。黒い車が多かった。渋公でてんぷくトリオを見た。幼稚園にケロヨンが来た。川崎球場に大洋―巨人戦を見に行ったら、晴れだったのにとつぜん雨が降り中止になった。帰るときに出口のところから雨天練習場が見えてそこで巨人の選手が投球練習をしていた。それを見て「金返せ!」と叫んだ親父がいた。
(2004/05/14/22:24)

[参考サイト]

2004年05月13日

#2802 TSUTAYAのマーク

ふだん愛用しているTSUTAYAのロゴマークをふと何げに見てみると、とんでもないことに気がついた。これって人間?!こういう人がいたら怖いじゃんかよー!夢に出そう。
(2004/05/13/02:59)

2004年05月06日

#2787 林 海峰(りん・かいほう)

2004年5月6日は林 海峰(囲碁・名誉天元)62歳の誕生日(1942年生まれ)。
(2004/05/06/01:08)

[追記]
林 海峰といえば華僑三宝の一人。昭和40年代に日本の華僑社会からその才能を花開かせ成功した三人の宝、という意味である。あとの二人はいわずもがな、王貞治とジュディー・オング。
(2004/05/06/01:11)

本人プロフィール

[関連記事]
#1891 ジュディー・オング

2004年04月28日

ネタ:: #2774 コンドーム


ゴム会社によると「使用済みコンドームは生ゴミ」だそうだ。
(「TR2」TUESDAY・みうらじゅん&安齋肇より)
(2004/04/28/11:58)

[追記]
今度ゴム会社数社共同で青少年に正しいコンドームの使い方を教える小冊子を作ることになり、なぜかみうらじゅんのところに仕事のオファーが来た。それで打ち合わせに行ったときにゴム会社の人にそう説明されたとのこと。へぇ〜、燃えないゴミではないんだ。(2004/04/28/12:05)

2004年04月27日

#2771 ドン.キホーテ銀座本館 4/26開店!

以前ドン.キホーテが銀座に進出すると聞いたことがあり、十仁病院前に建設中のビルを定点観測、日記でレポートしてきたのだが、昨日別の場所に銀座店(正式には銀座本館)がオープンされたことを知りショックを受けている。しかもその銀座店は自分の勤める会社から徒歩1分のところにある「銀座ないん」という高速高架下の、以前食肉生鮮スーパーハナマサの店舗の跡ということが判明。まったーく気がつかなかった。昨日はマスコミの取材陣が殺到していた。だとすると十仁病院前のビルの店舗の名称は何になるのだろうかね。
(2004/04/27/07:48)

ドン.キホーテ銀座本館

[関連記事]
#2722 完成間近!ドンキホーテ銀座店





銀座といっても高速の出口の真下でけっこうしょぼいところなのよ。
(2004/04/27/09:15撮影)

2004年04月09日

#2734 無辜(むこ)



福田康夫官房長官「無辜(むこ)の民間人が人質に取られていることが事実であれば、許しがたく強い憤りを覚える」(2004年4月8日22時20分すぎ、緊急記者会見にて)
(2004/04/09/10:09)

2003年04月05日

#1990 横浜―佃島―月島


横浜に住んでいた時分、やろうと思って果たせなかったことがある。
それは
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

船で通勤すること。

ふだんは関内から銀座まで電車で通っていたんだけど、満員電車がどうにも耐えられなかった。で、楽なルートをいろいろ考えていたときにふと思いついたんだ。やろうと思えば船でも通勤できるんだよね。山下公園から日の出桟橋まで水上バスが運行しているの。
でも片道2600円もかかるし、時間も2時間くらいかかるから、毎日というわけにはいかないけれど、なんとか一度くらいは試したいな、なんて思っていた。でもそんな機会のないまま引越してしまった。

以下は妄想。
佃島あたりに住みたいナ。『GOOD LUCK!!』のいかりや長介のボート屋みたいなところに下宿して。で、裏庭にラグーンを引っぱってきてカヌーを置くの。で、対岸のリバーフロントのオフィスまでカヌーで通勤する。

『愛のお荷物』(1955年 川島雄三監督)って大好きな映画があって、その中に隠遁場所として佃島が出てきて、強烈にノスタルジーを誘うんだよな。ミロリィの母方の家系は大正時代、隣りの月島に移住してきて先の戦争までは住んでいたのね。戦災で焼き出されて山の手へ移ったんだけど、この付近ってけっこう渋くて好きなんだ。

[佃島、月島関連で思い出す作品]

(1)月島物語(四方田犬彦)
(2)愛のお荷物(川島雄三)
(3)てんつくてん(日本テレビ 1970年代前半のドラマ。三波伸介、桜田淳子が出ていた)
(4) 道徳を否む者(きだみのる)
(5)衣裳(石川淳)
(6) 少年(大岡昇平)


(2003/04/05/06:44)


2003年03月26日

ネタ:: #1972 銀座ローカル情報(1)

会社で借りている駐車場は賃料が7万円もして、当然個人では借りる事はできないのだが、本社では3台分借りている。こないだ駐車場の管理人のおじさんと話をしていたら面白い情報をGETした。これはふだんはメルマガに書くネタなのだが、試験的にこっちのWEB日記の方に書いてみますね。

地下タワー式のその駐車場でミロリィの会社の隣のブースに入っているのが真っ赤なフェラーリだった。いかにも高そう。

「この車、どこのだか知ってますか?」とおじさん。
「えー、わかりません。どこの車ですか?」
「XXや!」
「えー!!!」

おじさんが言ったのは超有名な老舗の和菓子屋の名前だった。俺達が買った羊羹がフェラーリのハイオクガソリンに化けているのかー、チクショウ、儲けやがって!!って思ったね。
実はその隣のセルシオもその和菓子屋の所有らしかった。ホィールベースとか微妙に改造してあって、いかにも金持ちのドラ息子がチャラチャラ乗り回してます的仕様になっていたのね。
でも今に見てろよ俺だって…、とは思わなかった。淡白貧乏人ミロリィでした(爆)。

…という銀座ローカル情報でした。おじさんもそういう個人情報をほいほい教えてくれるのもどうかと思うけど(笑)。
(2003/03/26/01:12)

2003年03月15日

+:: #1936 REMARK AT WORK2 (仕事中のメモ断片)




2003年3月15日午前9時48分から10時48分にかけての
ミロリーヌ・パッポン1の思考の軌跡



9:48 2003/03/15
曇天の土曜日の朝。今にも泣き出しそうな銀座の会社付近。


9:50 2003/03/15
浜離宮でボラが大量発生。これは大地震の予兆じゃないだろうか。


9:54 2003/03/15
イラクで戦闘中、大地震が起こったら。それでも戦争は続けるのか。


9:55 2003/03/15
確かに家族会に対してもの申すのはタブー視されている感があった。いつの間にか。
その不自然さを田中康夫は喝破してくれた。
変わり者、ひねくれ者と言われようが、その自由な言動は危険をいち早く察知する
「炭鉱のカナリヤ」の役割を果たしていると思う。


10:00 2003/03/15
フセインの影武者は4人いるとワイドショーで言っていた。


10:01 2003/03/15
最近、キャバ嬢の子たちと送りの車の中で政治談議ばっかだよ。
なぜってワイドショーで北朝鮮やイラク報道ばかりじゃん。


10:03 2003/03/15
今週は3日連続で若大将シリーズを見てしまった。
面白かったのは監督の個性が微妙に演出に違って現れているということだね。
福田純(ハワイの――)。岩内克己(エレキの――)。古沢憲吾(アルプスの――)。
いずれも東宝プログラムピクチャー量産に貢献した中堅監督だけど。


10:06 2003/03/15
ミロリィが好きなのは、「パレさん」こと古沢憲吾。
案外センスがモダンなんだよ。
同時期のクレージー映画の手法とダブる部分も多くあり参考になる。


10:11 2003/03/15
しかしヒロインの澄子(星由里子)の自己中な性格は鼻につくなぁ。
謙虚なところがないんだよ。
若大将を振り向かせるために、あの手この手使って、たぶらかす。
しかも本人は自覚してないところが救いようがない。悲劇のヒロインぶってさ。
哀れな青大将はいつも決まって道化役だ。


10:17 2003/03/15
慢性的不況だからだろうか、新橋の吉野家で銀座のホステスが出勤前に
牛丼を食べている図によく遭遇する。


10:19 2003/03/15
弾厚作こと加山雄三は作曲の才能あるね。


10:31 2003/03/15
松本めぐみを嫁さんに選んだ加山はロリなんじゃねえか、って疑う(笑)。


10:33 2003/03/15
横浜でもっとも横浜っぽくて好きな場所は、根岸の中浜町のあたり。
掘割川と平行して走る国道16号線が海にぶつかり磯子方向に右折するあたり。
なんか昔のひなびた漁村を彷彿とするの。


10:37 2003/03/15
ウォルト・ディズニーは日本嫌いだったというのを聞いたことがある。


10:38 2003/03/15
横浜が舞台で好きな映画は『ションベン・ライダー』。
相米慎二ではいちばん好き。
あれを見て横浜を見直したところ、ある。
しまいには横浜に引越しちゃったもんな。


10:39 2003/03/15
デブナガ役の奴とは同じ職場でバイトをしていた時期があったんだ。


10:46 2003/03/15
頭の中はミクロコスモス。人間はすべての体験を記憶していると言われている。
ハードディスクレコーディングされたかのように記録されているらしい。
しかし、その取り出し方(アプリケーション)を知らないんだ。


10:48 2003/03/15
ミロリィ日記はそういうくだらない瑣末な記憶をなんとか取り出してきて
たくさん並べてみたい。そういう願望に満ちている。

明大中野中学時代の貴乃花に腹の立つことをされて、
そのことをいまだに根に持っている、ということを書ける
ミロリィちゃんのメンタリティーが素晴らしいじゃないですか!
(自画自賛すんなつーの)


(2003/03/15/11:03)

2001年12月02日

#1044 日記を書いている場所

この日記で自分のことを語りつづけている自分に、ほとほと嫌気がさしている。
でも他に書くことがない。自分以外にはまったくといっていいほど興味がない。例えば日記に他人のことを書いたとしても、どこかでその人に対する興味というよりは、その人が自分にどういう興味を示しているかのほうに強い関心が働く。
こんなクソ日記、だれも面白がらないよね。でもこの場所で書いているのがいちばん気持ちが好いことだけは確かなんだ。今日も自分のことを飾り立て、虚構の告白を始めるか…。
(2001/12/02/03:22)

#1045 日記について、他人の日記を読む体験について

現実に起こった出来事を文章に定着していくとき、だれもがその人固有のルールを持っていると思う。といってもむずかしいことではなくて、日記に何を書き・何を書かないか、人は自分で選択して構成して書いているということだ。現実に起こったことすべてを言語化にすることは不可能だから、人はなんとかそのとき感じた気持ちや体験を、それを書くときまで保存され継続したあとから作り出された印象の言葉によって紡ぎだすしかない。読者はそういうあいまいな言葉を読み、いろいろなことを感じる。
日記作家はどういう人か、文章からその人となりを想像したりする。これが読む際に陥りやすい一番大きな罠だ。(つづく、かも)
(2001/12/02/03:41)

#1046 漢字仮名交じり文を「意味」ではなく「絵」として眺めて気持ちよくなること

わかった!ミロリがいちばん書きたくて読みたい日記は、この漢字仮名交じり文の字面(じづら)の配列を、「意味」ではなく「絵」として眺められて気持ち好くなる日記なんだ。なんか字が書いてあるぜ、かわいい字の組み合わせだな、オレこの日記好き!…ってな具合にWEB日記を読めたら最高だな!
(2001/12/02/03:54)

2001年09月07日

#838 日本語のルーツを探るシリーズ(1)「おまんた」

おまんた

【意味】あなたがた(新潟県方言)
【注目度】 三波春夫センセの“おまんた囃し”が有名。
【使い方】おまんた元気だったかね?? ?


参考文献

2001年05月16日

#532 日本一のおマヌケ男


みなさん、こんばんは。ミロリーヌ・パッポンこと、ミロリイちゃんです。
今夜は告白します。

日本国の人口が1億2000万人余り、その中で今日のミロリほど、おマヌケなやつはほかにいるでしょうか。
下の写真を見ても、ミロリイのこと、お願いだから軽蔑しないでネ。






















左右別々の靴履いて、会社出社しちゃったぁ!!

今日は夕方から銀座なんだけど、家を出て駅に着くまで、まった〜く気づかなかった!!!
時間がないから家に戻らずに地下鉄に乗ったの。
はずかし〜〜〜!!!まともに人と目を合わせられなかったよ!!
こんな体験、生まれて初めて!!
どうしてこんなことになったんだろう!!わからない。

(もちろん会社では同僚にばれないように、室内用のサンダルにすぐに履き替えてやり過ごしています、明朝もう一回、人目にふれる機会があります、どうしましょ??)
(2001/05/16/23:19)

2001年04月07日

#478 熱いときはクールにやれ。


2001年4月10日(火)午前0時45分、東京銀座。夕方から会社で仕事しているが、今夜は熱帯夜のように暑い。たまらなく暑くて息苦しい。気温は20℃以上あるんじゃないの?ミロリイは上半身裸で日記を書いているよ。
これはミロリだけ?みんなはどう?こういう問いかけの日記もありかな、って思い。


【なんとなく想起すること(資料なし、思いつくまま。記憶違い勘弁ね)】

@「熱いときはクールにやれ」、ハワード・ホークス幻の作品。この作品を構想中に死亡した。

AJ.G.バラードの『沈んだ世界』。いきなりやってくる滅亡ではなく、徐々に何世代にも渡ってやってくる滅亡。インナースペースSF。(cf)少年ジャンプ1971年連載の『ワースト』(小室孝太郎)。

Bケヴィン・コスナーの『ウォーター・ワールド』オープニング。お馴染みのユニバーサル映画のオープニングの地球のアニメーションショットを使い、そのまま陸地が水没していくさまを表現。

Cミロリがよく見る洪水、水没の夢。ビルよりも高い津波が襲いかかるイメージ。ボディーボードをやるのは夢で見た「水死」のイメージを追体験したい部分があるのかな。ハワイで体験した波の恐怖を思い出した。

D水の潜在的恐怖を描いた作家、津島祐子。『黙市』(だんまりいち)

Eそういえば今の背景写真、『水のないプール』は若松孝二の作品名にもあるが、バラードでもなんかの作品に「水のないプール」の描写が印象的な作品があったなぁ。なんだっけ?

Fイギリスで1930年代流行した熱帯・南洋ブーム。キプリングとか。

(なんとなく記憶の底辺にあるものを掬い出してみました)

*やっと涼しくなってきた!(午前2時40分)3時間ほど仮眠します。んで朝の作業に入る。

2001年03月01日

#406  CHANCE OPERATION


何にも考えていない。正確にいうと、考えてはいるんだろうけど、ゆらゆら浮かんでは消える思惟のかけらを、思いつくままキーボードにタイプしているだけ。あるいは何も考えずに撮った写真をただUPするだけ。はっきりいって垂れ流し。そんな支離滅裂な日記を2001年3月1日22時52分に書いています。なんのために?だれのために?
抽象的無間地獄のループに入る前に文章を線的構造に変換させよう。
ミロリちゃんはどこに向かおうとしているのか。どこからきて、というのは今まで死ぬほど書いたからね。
チャンス・オぺレーション。易経を作曲理論に導入したジョン・ケージ。最近、この日記でもケージの話、よく出るね。
ケージは米粒を紙にぶちまけ採譜して曲を創ったんだっけ?米といえば、ライスシャワー。西洋では紙ふぶきではなく、米粒を投げるって本当なの?そしてそのお米は日本米なのか、インディカ米なのか?
(2001/03/01/23:05)

[追記]
バリ島でライスシャワーを目撃した。(2004/03/05/10:14)

2001年02月09日

#347 備忘メモ@まんが喫茶

頭に浮かんだことを忘れないためにまんが喫茶に駆けこみました。

(1)クーロンちゃんの伝言板に「揚力」という言葉を書いたら、自分的にしっくりくるものがあった。
揚力(ようりょく):流れの中に置かれた物体、特に翼のように流れに傾けて置いた板が受ける力のうち、流れの方向に垂直に働く力。[大言海]

(2)記憶の奥底から思いがけず出てきた知識:
ザ・ビートルズの1966年発表の『リボルバー』は、同年来日した際、警備に当たった日本の警察官が携帯していたピストルからインスパイアされ名づけたという話。

(3)『クッキー・フォーチュン』('99年ロバート・アルトマン)をビデオで観たが、「クッキー」役のおばぁちゃん女優は,パトリシア・二ールだった!(1980年2月1日の日記に出てくる)

(4)ある作家さんの伝言板で「ハノン」というピアノの教則本のことを思い出した。(バイエルの次に習ったかな?)5歳のときの恐怖の記憶。当時音大生だった年長の従姉妹から厳しいレッスンを受けた(→挫折した)。そう、今思うに「ハノン」は音楽として成立しているのだろうか?ブラインドタッチをマスターするためのドリルでしかない印象があり。「ハノン」をもう一度、探して弾いてみようっと。

2001年02月05日

#326 パンツ・カレンダー

パンツ・カレンダー!





[解説]
部屋の壁一面に100号のキャンバス大のカレンダーが12枚(12ヶ月分)、立て掛けられている。
そのカレンダーは、日にちごとに透明のZIPLOCKのポケットがついていて、その中にはパンツが収納されている。カレンダーの各日付に1枚づつパンツが365(366)枚、収納されているのだ。
で、とうぜん「今日のパンツ」をポケットから出して、履くというわけである。
カレンダーとタンスと絵画が融合した「ミロリイ・パンツ・アート」。これ、アイディアだけで、まだ画廊とかで発表はしていません。蛇足ながら、こういう日用品の価値を反転させた作品を創ってきました。「反芸術」とか「ダダ」とかよく言いますが。
(2001/02/05/01:25)

2001年01月08日

#270  京都について私が知ってる二、三の事柄

記憶。

(1)
1984年の夏、京都にバルチュス展を見に行ったとき、京都についてイメージしてみたこと。
撮影されなかった架空の映画についての妄想。
京都を舞台にした60年代・東宝の青春映画があったらよかったなあ。そう、『古都』(1963年中村登監督作品)のような松竹映画ではだめで、太秦でセット時代劇しか撮らない東映京都は論外、あくまで東宝の青春映画で、京都を活写してほしい題材があったのだ。
監督は『あこがれ』でデビューした出目昌伸。主演は内藤洋子。そこまでイメージはできていた。

(2)
196X年京都。「関西フォーク」というムーブメントが、関西の大学の自主コンサート主催サークルから出てきて、当時出始めの深夜放送の電波に乗って、関西発として日本全国に飛び火していった。
そんななか京都のアマチュア・フォーク界で最も有名だったのが加藤和彦で、当時、CFマーチンのアコースティックギターは、京都で彼しか所有していなかったという伝説がある。
福井ミカ(のちに加藤と結婚→離婚)の自伝を読むと、そこらへんの京都を舞台にした、ごちゃごちゃした人間関係のふれあいが描かれていて、かなり映画とか小説の題材になりそうだな、と思ったことがある。
H女学院の高校生だったミカは、今の言葉で言うと「イケイケ」で、コンサートの楽屋に図々しく訪ねていって、ギターを教えてくださぁい、と無理矢理初対面の加藤を拝み倒し、そのまま彼女の座を射止めるという「荒技」エピソードを披露している。これなんかプレストン・スタージェスとか、ハワード・ホークスのスクリューボール・コメディーっぽくて、かなり好きなエピソード。

(3)
アコースティック・ギターを弾く女の子というのはフォトジェニックで、映画のシーンには最適だと思うんだよね。ギターを「教える=学ぶ」という関係。それは異性であろうと同性であろうと、楽器はある性的な感興をもたらすというのが、ミロリイの持論なのですが。
アニエス・ヴァルダのデビュー作『5時から7時までのクレオ』(1962年)でも、売れっ子シャンソン歌手のコリンヌ・マルシャンのアパートにやってくる作曲家のミシェル・ルグラン(これがかっこいいんだ!ミロリイ、愛しちゃった!)と即興で新曲を創って行くやりとりは、めちゃくちゃときめいてしまうシーンなんだよ!みなさん、これ読んだらすぐにTSUTAYAに行って借りて見るべし。
フリッパーズ・ギターが登場したときも、中古レコード好きの高校生の男の子が、日曜日の午後、部屋で一所懸命、レコードからコードをコピーしている様子がヴィジュアライズされたものだった。

(4)
1956年、谷崎潤一郎が「週刊新潮」に連載して、未完で連載を打ちきった『鴨東綺譚』(おうとうきたん)。京都を舞台に、奔放に愛に生きた女性を描いた作だったというが、打ちきりの原因が、モデル問題ということにあった。モデルと噂される女性が訴えを起こしたというのである。それは現在までたびたび問題になる芸術とプライバシーの関係の問題を孕んでいるのだが、それは置いといて、今日伊吹和子さんの『われよりほかに〜谷崎潤一郎 最後の十二年』を読み返すと、この件に関しての記述があり、強く興味を持った。(つづく)

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